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キヌアの発芽テスト

JUGEMテーマ:キヌア
キヌアの発芽テスト

キヌアの種子:
http://www.marcheaozora.com/?mode=cate&cbid=1901116&csid=2&sort=n

キヌアの種子を抜き打ちで発芽テストをしました。 結果は85%以上で全く問題が無かったので安心しました。笑

 
【キヌアの発芽テスト】

キヌアの発芽テストをしました。 結果は85%以上でしたので満足しています。 まだ日本での栽培方法は様々なテストをしている段階ですので、あえてウェブサイトでは栽培マニュアルは公表していません。 弊社と委託栽培契約をしている農家さん(30件程度)には細かい指示を出しています。

「直蒔き」が好きな農家さんもいれば、「芽出し蒔き」をしたり、「定植(苗を移植)」したい農家さんもいます。 栽培方法については個々の農家さんが好きなスタイルで栽培すれば良いと考えています。 委託栽培契約でもないのに、弊社が栽培方法を決めたり、指示することではありません。

【芽出しについて重要なポイント】

キヌアは、「ホウレンソウ」と近縁です。 ホウレンソウは「二次休眠」するので、発芽しにくいので有名です。 よって、二次休眠を打破するために、一晩水に浸すのが常識です。 キヌア=ホウレンソウと考えておいて間違いありません。 キヌアの容姿が小麦や米なので、ここを勘違いしている農家さんが多いのが現状です。

種のまま畑に蒔いても、「光」が当たる飼育器で蒔いても、「休眠性と嫌光性」があるキヌアが発芽するわけがありません。 15〜20℃で発芽します。 20℃以上だと発芽しにくいのが特徴です。 農業は全てサイエンスです。

繰り返します。 「キヌアに光を当てたら発芽しません。」

ペルーでも種を蒔く前日にバケツに冷水を入れて、種を一晩倉庫に置いていました。 現地では全て感覚値で栽培しているのですが、ポイントは抑えているようです。苦笑

http://www.takii.co.jp/tsk/y_garden/autumnsummer/point01/
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開花、受粉、受精、結実の段階を経て、タネは完熟し発芽力を持つようになりますが、野菜の種類によっては、普通にタネまきしただけでは発芽しない現象が見られます。 これは、タネが成熟するに伴って、自然に休眠するために起こる現象で、一次休眠(きゅうみん)といいます。

これとは別に、タネがある不利な条件におかれたとき、それに耐えるために休眠に入る現象が見られる場合があり、これを二次休眠と呼び、この休眠中も発芽が抑制されます。 レタス、ゴボウ、ホウレンソウなど数種の野菜が、このような性質を持ち、目覚めるのを待ってタネまきするか、休眠打破処理をしてタネまきをします。

例えばホウレンソウの夏まき栽培をするとき、採種後の経過日数が少ないので、休眠が関与して発芽がスムーズに進みません。 そのため、タネを一昼夜水に漬けてから水切りをし(第1図)、1〜2mm発根させてからまく「芽出しまき」を行い、発芽をそろえます。 タネを一昼夜水に漬けることによって、種皮に含まれる休眠物質を水で流し去り、発芽を促すのですが、高温はホウレンソウの休眠を二次的に誘導するので、さらに冷蔵庫に入れて発芽を促し、発根させてからタネまきします。 そこまでしてやっと順調に生育を続けるようになります。
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【キヌアを発芽させるコツ】

1) キヌアを水道水に浸けてかき混ぜて種を沈めてください。 容器は何でもOKです。 キヌアの種子と水の比率も特に気をつけることはありません。  

キヌアの発芽テスト

2) 容器に入れたまま、冷蔵庫で12時間放置します。 水が凍らない温度なら問題ありません。 

3) 冷蔵庫から取り出して、浮いている種を捨ててください。 濁っている水を切れば蒔く準備が完了です。

4) 気温が20℃以上になっていることを確認して、濡れたままの種を直蒔してください。 もしくは発芽トレイに並べて、暗室に放置してください。 何かを思い出したかのように爆発(発芽)します。 写真は発芽トレイのテスト結果。 塊になっている箇所は全て根が生えていて絡まっています。

キヌアの発芽テスト

こちらのトレイは90%近く発芽しています。
キヌア

comments

大変、参考にさせていただきました。
一点、「 15〜20℃で発芽します。 20℃以上だと発芽しにくいのが特徴です。 」とのことですので、
【キヌアを発芽させるコツ】4)にある記述「気温が20℃以上になっていることを確認して」の部分は、正しくは「気温が20℃以下になっていることを確認して」という理解で宜しかったでしょうか?

  • botanii
  • 2017/08/12 1:33 PM
   

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